焼肉屋で働くにあたって教えられたこと

この話は、焼肉屋で働く事になった話です。

 

焼肉は、見るのも食べるのも大好きでした。学生の頃にアルバイトをしていましたが、まさか焼肉屋の正社員になるとは思いませんでした。

 

雑誌を見ていて気に入った店があり食べに行きました。会計の時に求人のポスターを見たのがきっかけで、面接を受けることになりました。面接は難しくなかったのですが、実技試験が思った以上に苦戦しました。いつもは受け取る側だけですのでお客様の目線の感覚が分かりませんでした。考えただけと現実の大きな違いを始めて体験しました。

 

営業中は実践も兼ねて先輩に運び方のレクチャーを受けて業務を行いました。慣れれば出来るとは思いますが、慣れるまでが少し大変だと思いました。ですが、私が思っていた作業とは全く違ったので、丸々覚えることで先輩方の業務に支障をきたすことなく出来たと思いました。まだまだ足りない部分はあると思うので、先輩に聞きました。先輩は、「俺がココに転職してきた時は、最初は何も知らなかった、でも自分に素直になって聞けば全ての事が上手くいく。だから大丈夫や」と言ってくれました。その考えを元に、食材のセットの仕方、運んでいく順番やタイミングを最初から覚えていくようにしました。支障をきたす等のマイナス思考ではなくて、何に対してでもプラスに考えていこうと考えました。

 

自分の勝手な思い込みや、想像は本当に恐ろしいという事が、今回の件を通して実際に体験しました。勝手な思い込みで仕事はするものではありません。先輩に教えてもらい。しっかりと覚えていくことでこれからの自分に活かせていけると分かりました。自分だけの考えで行動を起こす前に周りの事を考えての行動が、やはり一番と思いました。